通訳に関する試験、資格
久しぶりに急性アルコール中毒でココログアップしたら、あまりに更新していないのに気づきました。もうちょっと書こうと思います。ホームページの方はPCを変えたので移行作業しなければならず、それがまだできていないのでいじれません。更新に時間がかかることからも、当面はブログ中心でやっていくことになると思います。
帰国後、英検を受けてみました。1級は語彙がなくて落ちましたが(あと数点でイケたかも?単語知らなくてもマークシートだからカンでなんとかなるんです)、準1級は筆記、面接ともに80%ちょっとくらいの点で通りました。面接で簡単な単語(ベビーカーというか、英語でいうstroller)が出てこなくて誤魔化しましたが、あんまり致命的ではなかった模様。
さて、送られてきた英検準1級の合格証の裏に「英検1級で通訳案内士試験の外国語(英語)が免除」とあったので、ちょっと見てみました。今のところ、特に通訳案内士の試験を受けようって予定はないのですが。
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日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization)
<通訳案内士試験概要>
通訳案内士試験とは
通訳案内士は、単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする「通訳案内士(通訳ガイド)」になるには、観光庁長官が実施する「通訳案内士試験」に合格して都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。この手続きを踏まずに上記の業務を行うことは違法であり、通訳案内士法により罰せられることとなっています。(50万円以下の罰金)
通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍等に関係なくだれでも受験できます。
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ってことで、
1次が筆記、2次が面接
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の10ヶ国語あり、合格率は7.6から23.7%
外国語の筆記試験は70点、日本地理、日本歴史、一般常識は60点 が合格基準
H20年は受験手数料が8,700円 (H21の募集要項は未定)
ふーん。
通訳案内士(通訳ガイド) って「国家試験」だそうで。
でも普通一般の「通訳者」「翻訳者」は国家試験がないのにねぇ(あったら教えてください!)、不思議。
ちなみに、会議通訳者や企業内通訳者向け「通訳技能検定」や地域貢献で語学能力を証明する「ボランティア通訳検定」を実施していた日本通訳協会 (株式会社!だそうです) は2008/11/9の試験を突然中止し、事務所も閉鎖しているそうです。
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日本通訳協会
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これに関する記事をいくつか見てみます。
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通訳協会が閉鎖 2008/11/10(月)
少し前のニュースですが、日本通訳協会が閉鎖されたと言うニュースが伝えられました。
「日本通訳協会が閉鎖、9日の検定試験中止」
仕事に活かせる資格
掲載日: 2008年 11月 14日
協会閉鎖、試験中止「通訳技能検定」のナゼ
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2番目の記事によると、閉鎖した「日本通訳協会」とは1973年創業の株式会社、だそうです。
資格乱立の中で、その資格が信頼できるか否かについても考えなければいけない時代になってきたようです。(受けることに意義がある、テスト勉強で知識が身につけられれば良い、という割り切りの上であれば、それは考えなくてもいいのかもしれません)
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2008年11月08日
えっ、あした試験だぞ!日本通訳協会が突然閉鎖
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スポニチですが、それによると
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通訳技能検定に合格すると証書を発行し、希望者は「通訳士」として同協会に登録できる。受験料は4000円から1万7000円だった。
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うーん、一民間企業がする資格を取得登録しても、その分野で認識されていなければ仕事と直接関係ないのでは。ネットサーチをすると社員が8人とか10人とか出てきました。その規模では、知名度が低いのも当然かと。じゃ、合格後、この資格に登録するメリットって、、、何!?
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