« 逆カルチャーショック その1 | トップページ | 大丈夫かな?ボトル持込カナダ行き »

2006.08.12

足助(あすけ)のたんころりん -初めてなのに、懐かしい町並み-

里帰り一時帰国を機会に大学時代からの友人のkeyさん、他数名に集まっていただき、keyさんの 思いつくまま-足助から- で紹介されていた足助のいいところを目一杯紹介していただきました。

足助というのは愛知県にある紅葉で有名な香嵐渓(こうらんけい)のあるところで、併合されて豊田市(あの車のTOYOTAのあるところ)の一部となり、「豊田市足助町」となったそうです。(以前は東加茂郡(ひがしかもぐん)足助町)

8/11(金)-12(土)
この日は温泉のある「白鷺館」に宿を取りました。
お風呂場の水道水は飲めるそうなので飲みました。硫黄の匂いが強いですが味には刺激やしょっぱさなど感じませんでした。匂いさえなければ普通のお水という感じ。

初日のスケジュールです。

マンリン書店、ギャラリー見学(入場料500円で喫茶コーナーの飲み物つき)
マンリン小路も見てみる。古い町並みの細い道
 ※マリリン(まりりん)と間違っていることがあるそうですが、マンリン(まんりん)が正しいそうで
和菓子屋さんや町並みなど散策
まる八さんで昼食(あゆづくし+チョウザメお造り)
西町(にしまち)駐車場に駐車(有料)
足助(あすけ)屋敷見学(入場料500円)
香積寺(こうじゃくじ)見学
塩の道(そば屋?:「旧渡辺邸」でも通じる。昔のお医者さんのおうち兼診療所?)
足助のかじやさん(ライブハウス)の建物など散策しつつ村定酒店さんへ(日本酒量り売り)西町駐車場で車に乗り、白鷺館にチェックイン。
白鷺館内の温泉へ軽く入浴。夕食。
白鷺館さんのワゴン車送りによりたんころりんのある町並みへ(8時ごろ)
たんころりんの町並み散策。(風外さんにて「たんころりん」の和菓子購入)
白鷺館さんのワゴン車迎えにより宿へ(9時ごろ)

マンリン書店さん、ギャラリーなど蔵をそのまま利用した奥行きのある建物。中も古いものを使いながら程よく手入れされていたと思います。今「古民家」を利用して住むというのが流行りと聞きましたが、その先取りと言えるのかも。

「山の魚やさん」まる八さんはチョウザメ、鮎などの養殖をやっていらして、なぜか山で拾ったイノシシ(拾った当時は小さかったらしい)も二頭飼っていたりします。山を車で15分くらい走ったのですが「ここに料理屋さんが!?」とたどりつくまで半信半疑でした。

チョウザメ、海の鮫の仲間じゃなかったんですね。ええ、キャビアの親で淡水魚だそうで。お刺身は白身で歯ごたえがあり、例えて言うなら鯛やヒラメ(もっと適切な表現があったら是非訂正お願いします)に近い感じで淡水魚というのに癖がなく、海の魚のようにあっさりした味でした。ゆずこしょう入りの醤油(だと思いました)であっさりと。骨もから揚げにして。そのほかは鮎づくしで、突き出し、味噌汁、鮎の塩焼き、開きから上げ、田楽(焼いた鮎に赤みその田楽ミソをつけて)、鮎の炊き込みご飯、漬物、果物。でおなかいっぱい!

足助屋敷、というのは明治時代の豪農邸宅をモデルに新築し、普通の農村でやっていた機織、炭焼き、紙漉き、傘貼りなどの手仕事を再現している場所で、昔の人が手間隙をかけて自給自足をしていた様子が伺えます。特に「伝統工芸」などと芸術的な意義を問うのではなく、たかだか100年ちょっと前の「普通の生活」を見せているところが特徴だと思います。こうやってのんびり手間をかける贅沢さ、時間がゆっくり流れるような雰囲気、釘を1本も使わない木を組み合わせた茅葺きの建物(立派な1本の木から取った木材が要所に使われています)、風の通る家。そういう知恵を日本(日本人)は持っていたことを思い出させてくれる場所です。

村定酒店さんは「蓬莱泉(ほうらいせん)」という愛知県内にある関谷醸造さんの生酒を量り売りしているお店です。可(べし)という純米酒を四号瓶で量り売りしていただきました。生酒って加熱処理していないから、買ってからも発酵が進むため、味が変っていくのだとか。(そうとは知らなかった!)1週間目処で早めに飲みきる予定です。


「たんころりん」というのは、竹製の筒状のカゴに和紙を貼った灯りで、中に入れる火をつける油を入れる陶製の容器をその形から「ひょうたんころりん」といい、それが転じて「たんころ」や「たんころりん」と呼ばれるようになったとか。油は家庭の料理に使った油の廃物利用。驚いたことに500個あるという「たんころりん」は各戸が自作のものを2つづつ程度保管していて毎晩夕暮れ時になると外に出して明かりを灯すのだそうです。撤収も9時すぎくらいに各家庭でやるとか。これは昔あったのを5年ほど前に復活させ、集まって竹かご部分を作ったりと地域イベントとして広めつつあるそうです。売ってもいるとか。たんころりんも大きさが違ったり、貼ってある和紙の色を変えたり、筆でお家の名前や商売名を書いたり、もみじを貼ってみたり、よく見ると工夫を施されたものが。若い頃には気付きませんでしたが、そろそろこういうほんわりした雰囲気が心地よく思える年頃になってきました。

たんころりんの写真は、行ったのが8時9時と暗かったので、素人デジカメでは歯が立たないだろうと思い撮影せず。実際、写真を取りに来ている人は三脚と大きなレンズのカメラを持ってきていましたね。

興味のある方は、たんころりんニュースなどを参考にしてください。

また、地元のカワセンさん「カワセン日記」には当日の写真が載っていますので、是非ご覧下さい。(ご一緒させていただいたのではなく、すれ違って「こんばんは」とご挨拶しただけなのですが(^^;)こちらから、トラックバックもさせていただきました。なんと、keyさんのサイト上ではお見かけしているカワセンさんと、当日ばったり!ネット上での面識があるので、初めてお会いしたという気がしませんでした。

|

« 逆カルチャーショック その1 | トップページ | 大丈夫かな?ボトル持込カナダ行き »

コメント

名古屋に住んでいた頃、足助はいつも通り過ぎるばかりでしたが、楽しそうな街ですね。行っておけば良かった、と今更ながら悔やまれます。

日本で充分楽しんで、たっぷり充電してきてくださいね!!

投稿: Topi | 2006.08.13 12:39

詳細レポートありがとうございます!
楽しんでいただけたようで、私としてもうれしいです!!
また、私のブログのほうでも話題にさせていただきますね。

投稿: Key | 2006.08.13 21:32

♪Topiさま

やはり地元の穴場っていうのは意外と見落としがちなんだな、と思いました。なんといっても地元民が友達でなければ足を運ばなかったでしょうから。あと、ポイントを予め決めて、効率よく車で移動というのも大きかったです。

このイベントで「古き良き日本」を味わうことができ、今回の一時帰国の一番の思い出になりました。浴衣持って帰った甲斐がありました。(オタワと違って珍しがられませんので、気楽に着て歩けてよかったですよ)

♪Keyさん

レポートにもっと書きたいことはいろいろあったのですが、長くなりそうなのでこのへんで切ってみました。そちらのブログでのレポートも楽しみにしています。(^0^)

投稿: みん” | 2006.08.14 01:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10122/11406447

この記事へのトラックバック一覧です: 足助(あすけ)のたんころりん -初めてなのに、懐かしい町並み-:

» カナダの「みん”」さんが足助へ [思いつくまま-足助から-]
既に、ご自身のブログに詳細レポートを掲載されてますが、カナダ在住のみん”さん(大 [続きを読む]

受信: 2006.08.17 23:59

« 逆カルチャーショック その1 | トップページ | 大丈夫かな?ボトル持込カナダ行き »